2015年12月4日金曜日

骨腫瘍の生検手術とドイツではじめての入院、一日目

朝から慌ただしく荷物を詰めて病院へ。
書類を記入して部屋に通されて、本当に入院するんだ…と実感。

入院すると思ってスーツケースを引きずって来たのに入院しなかったりしたら恥ずかし~と思ってちょっと怖かったので安心。

先生(看護士さんかも)が部屋に来て明日の手術のこととか教えてくれた。作ってきたサンドイッチを食べたんだけどお腹が空いたのでお昼ご飯をもらえるのか聞くと、カフェテリアで使える券をくれた。
カフェテリアで私はギュロスを食べた。ちょっと味が濃いしサラダが少ないけどまあまあおいしいかな。

それから病院の検査室を回った。日本で入院したことないから分からないけど、患者が自分のカルテ持ってうろうろするって一般的なのかな?

同室のおばさんは抗がん治療をしてる、と言って頭を見せてくれたけどほとんどはげてしまっていた。肩のあたりに大きなコブができて、二カ月ほど前に癌が分かったらしい。私の腫瘍が分かったのもその少し後で、もしかしたら私の腫瘍も腫瘍じゃなくて癌だった可能性もあると思うと(おばさんには悪いけど)せめて腫瘍で良かったのかな、と思う。

それにしてもWi-Fiはないし(有料)スマホの電波は入りにくいし…どうしよう。

部屋の窓からお医者さんたちが会議してるのが見えた!ドラマみたい。私の手についても話し合われてるのかな~と思うとちょっとワクワクするけど、お医者さんはどういう手術をするか最初の診察で決めてたし会議の議題にまではあがってないかな。

そして晩ご飯っ!Abendbrot(晩のパン)。他の人と量変わらないんだけど、他の人足りるのかな?巨大なドイツ人とか……。

お腹空いた私は院内の自動販売機でワッフルを買って食べました。
そんなこんなで1日目は終わり。
院内の自動販売機。夜に見るとコーヒーマシンの女の人が少し怖いです。

次回「生検手術当日、入院二日目。初めての手術と全身麻酔。