2015年12月6日日曜日

生検手術当日、入院二日目。初めての手術と全身麻酔。

ベルリン初雪の様子。

昨日麻酔科の先生は透明な飲み物は飲んでいいって言ってたのに、朝から紅茶を飲もうとすると看護婦さんにお医者さんがお腹は空っぽにしろって言ったんだからダメ!と言って紅茶飲めず……。朝からお水飲んじゃったし、深夜に食べたワッフルは絶対まだ胃の中にあると思う。

Nüchtern ist nüchtern!!(空腹は空腹!)

朝から色々測られて、ドラマみたいにお医者さん達が来た。検査のはずなのにあまりにも大げさというか…手術扱いだし。全身麻酔だし。うーむ。やだな。

一番心配なのは、今回の検査手術で切られた、かつ腫瘍で痛い手で家に帰されて手術までどうしたらいいんだろう。検査と手術二回に分ける理由も不明だし。(日本だといっぺんにするのが一般的らしい。)しかも検査手術の後1、2日入院で家に帰って…手術はいつ?右手もういやだ。痛い。動かせないし。

そんなこんなでちょっとやさぐれてたら看護婦さんが服を持って来た。後ろパッカーって開いてる服と、変なパンツ。

なんじゃこりゃ。着替える時にベッドの上に立ってたら看護婦さんに怒られた。

そしてベッドごと手術室へ。歩けるのに。まあ、そっちの方が合理的なのは分かるし仕方ないかな。

手術室の待機場所?みたいなところで心音図とかの用意。そして手術室が空いて前の人が運び出され私がイン。待機場所でちゃちゃっと手術するのかと思ってたので大げさでびっくり。

手術室で手の甲に針を刺されて、麻酔の先生が来て、
「何か良いことを考えなさい。綺麗なビーチとか…そしたら寝てるから。」
と言って私は日本にいる飼い猫のことを考える。手の甲から液体が流れ込む感じがしておおお。目をがん開きで上を見てたら咳が出てきてびっくりして笑って…そこから記憶はない。

手術が終わって話しかけられた記憶がうっすらあるんだけど、寝ぼけててひたすら
「Mittagsessen...(お昼ご飯)」
と言っていた記憶が…。

ちゃんと目が覚めたのは3時ごろで、部屋のベッドの上だった。

看護婦さんにまたもやお昼ご飯を要求。頭おかしいってかこれはたぶんまだ寝ぼけてたんだと思う。しかし持ってこられたお昼はジャガイモと白いサラダ(名前忘れた)とヨーグルトだけ…。まさかの残り物!?ではさすがにないか。イモとヨーグルトは美味しかった。

ベッドに柵が付けられててカメラが取れなかったので写真は撮れなかった。

さらに麻酔がまだキレてないからと看護婦さんの助けが必要と言われて辟易。歩けるのに。

トイレに行くのに肩を貸してもらって恥ずかしかった…
ベッドから降りてはいけないのでダラダラ過ごした。
晩御飯はカルテスエッセンだけど、食べやすいようにバター塗ってハム乗っけてくれてた♪ありがとう。

でも同室のおばさんは卵があるのに私にはなかった。片手でむけないと判断されたのか…?お腹空いてきた。

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この頃暇だった&初入院にテンションが上がっていたためどうでもいいことをポストしまくっている。