2015年12月6日日曜日

生検手術の次の日と退院の日。友達がお見舞いに来てくれた♪


同室のおばさんの騒音にいらいらしつつもなんとか寝て(麻酔で昼間寝てた分なかなか寝れなくて、私も12時前までベッドの電気つけて、テレビ見てたからおあいこかな……)、五時ころ目が覚めてだらだら起床。


血圧、体温などを看護婦さんが計ってくれて、それから朝食。看護婦さんは私が右手を使えないのを見てさっと片手で食べられるように用意してくれる。さらにお茶のポットも交換してくれた。優しい…。

それからちょっと散歩しに外に出た。一昨日の夜よりはるかに暖かい。キノコが生えていた。

それから館内をうろうろしていると同室のおばさんに会った。一緒に部屋に戻って二人でボードゲームをして楽しかった。初めて見るゲームで二回やって二回とも負けた。

それから包帯の交換に看護婦さんと看護師さんが来る。触られるだけで痛くて怖い。手に刺さってた血を集めるポンプ見たいなのも取ってもらえた。切ったところはパッと見で2、3㎝ってとこかな。まだ血が出てきてた。

腕を拭いてもらって包帯を巻き直してもらって、左手に刺さってた針も抜いてもらえ、なんだかもう退院できそうな感じ。

病院はお年寄りばかり。外来を受け付ける日らしく下のフロアに人がたくさん見えるけどお年寄りばかり。

私くらいの年の人なんて全然見ない。
なんで腫瘍なんかになったんだろう。他の病気よりましだと自分を慰めてみるものの、、、

この日のお昼ごはんはおいしかったな。
お昼ご飯を食べ終わってしばらくするとお友達がお見舞いに来てくれた。本当におもしろいお姉さんで、笑いっぱなし。

お姉さんにはTPOをわきまえてテンションを下げなさいと言われた。言われてみると周りは髪がない人だらけ…。がん、腫瘍の科だったらしい。なんとのんきに生きていることか……。

お姉さんが私の主治医?に治療のこととか聞いてくれた。取った骨を見れるか聞いたら先生は「写真でなら。」とのつれない返事。もう一回食い下がったけど写真でしか見してくれそうになかった。

お姉さんにそういうことは言っちゃダメとたしなめられる。

お姉さんと喋ってるとおじさんがお姉さんを気に入って話しかけてきた。中国に行った時の写真をスマホで延々と見せるその人。奥さんもいてなんか落ち着いた感じで旦那さんを見守ってた。二人はカッセルから来てるらしい。

それから方腕が肩のところからないオジサンが来てお姉さんと話し始めた。チューリンゲンから来てる人らしくて私には全然聞き取れなかったけど、お姉さんとは音楽の事で盛り上がっていた。トロンボーンを吹いていたらしい。気の毒に。

それから他の友だち夫婦がお見舞いに来てくれた。可愛い花束をお見舞いにくれた。
本当にみんな優しくて、私は恵まれてるなぁ~と思う。
二人と色々な話をして、8時頃になったので二人は帰っていった。

眠かったのであまり夜更かしせずに寝た…。と思う。
薬のせいかなんだか眠い。

次の日は退院。朝ごはんを食べた後、ベッドがいるからさっさと出てけと言われて、お昼ご飯が欲しかったけどこれ以上お昼ご飯という言葉を出して陰で「Frau Mittagsessen (お昼ごはんさん)」なんて呼ばれたらイヤだと思って我慢。
薬を2日分もらって、すぐに掛かりつけのお医者さんのところに行って傷の様子を見てもらいなさいと言われた。帰ってから火曜日に予約を入れた。早く手術して欲しいな。年末ミュンヘンに行くつもりなのに…。

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